gopicsでタグ「五月人形」が付けられているもの

毎年この季節になるとご紹介するのが
小黒三郎(おぐろさぶろう)デザインの組み木の五月人形

見るだけでなく触って楽しむことができ、
子どもたちが人形にじかに触れて遊ぶことにより、節句祭りの伝統が
これから先も受け継がれていくことも願ってつくられています。


ところで、この段飾りの背景となっている素敵な垂幕に注目している方も
多いのではないでしょうか。
この垂幕は紅型作家の≪堀内あき≫さんの手によるものです。
そしてその堀内あきさんがしばらくの間、ご自身の創作活動に専念されることになり、
一時的に

『富士』

の垂幕の在庫がなくなることとなり、
今年の節句までにお届けする『富士』の垂幕でのご予約は
すでにいっぱいとなってしまいました。
今後当面の間は

『菖蒲』

でのお届けとなります。
(『富士』の次回入荷予定は現在のところ未定です。)
尚、

『滝』

も実はすでに生産終了となっており在庫限りです。

今のところ節句までのお届けが可能ですが、少なくなってきているものも
ありますのでお早めにどうぞ。

年々、人気上昇中の小黒三郎さんの組み木の節句人形
例年のことではありますが、これからご注文いただいたとしても、段飾りは節句までのお届けがかないません。

そこで、段飾りではないのですが、即納可能の素敵な組み木の五月人形

楕円鯉武者

をご紹介。

この楕円鯉武者、実は

楕円椿雛

と対をなすものなんです。


「男児と女児のいる家庭が、おそろいとなる五月人形と雛人形を求めていると知り、それに応えるべく同じ曲げわっぱに収納される組み木の雛人形と五月人形を作りました。」と、作者。

どちらも特にレイアウトに決まりはないので、どうぞ自由に飾ってください。

時々、お孫さんが遊びに来られるおじいちゃん、おばあちゃんのお宅にちょこっと飾るのも、とても素敵ではないでしょうか。

今年も12分の1が過ぎてしまいました。

さて今日は小黒三郎さんの組み木の節句人形をご紹介。

雛人形は、「ひいなあそび」として枕草子や源氏物語にも登場し、平安朝の頃には子どもの遊び道具でした。
現代の雛人形は「さわっちゃダメ」と言われるようなお人形が多いですね。いつもとちがうハレの日を迎える特別な気持ちになってそれはそれでよいのでしょうが、この組み木の節句人形の作者である小黒三郎さんは、「お雛さまを子どもの手に戻すことによって、世界の人形の中でもユニークな日本のヒナ・ドールズが次代に受け継がれていく」ことを願ってこのひな人形をデザインしたのだそうです。

この段飾りはひな壇の段ごとに杉の曲げわっぱでできた容器に一段ずつ収納することができます。まるでパズルのようにうまく収まります。「子どもの手に戻す」つまり、ただ眺めるだけでなく、思うように飾ったり、パズルのようにしまったりして、子どもたちが人形にじかに触れて遊ぶことにより、節句祭りの伝統がこれから先も受け継がれていくようにとの願いが込められています。


小黒三郎さんの組み木の雛人形

小黒三郎さんの組み木の五月人形