ちょっと遅れて入荷。
どちらもとても素敵なオーナメントです。
でも、なぜ錫(すず)なのか?
チェコとの国境近く、ドイツ・エアツゲビルゲ(エルツ山地)と呼ばれる地域ではかつて錫の採掘が盛んに行われ、錫食器などが作られていました。しかし磁器が登場するとそれにとってかわられ、販売不振に。そこで生活が苦しくなった錫食器作りの職人たちは、錫の人形や飾りなどを作るようになりました。
アンデルセン童話の『錫の兵隊』に登場する、バレリーナに恋する兵隊はまさにその錫人形で、この童話が書かれた19世紀にはたくさんの錫の人形や壁飾りなどが作られていました。その後、職人の数もだんだん減っていきましたが、現在でもドイツではこの錫のおもちゃが丁寧に作られ続けています。
錫の飾り、いかがでしょうか。