クリスマスですもの、聖歌隊は当たり前・・・
のようですが、実はこの聖歌隊はちょっと違うんです。
結構たくさんあります。
よく見ると共通点があって、白い襟に黒い衣装、それぞれ中に一人だけ、ランタンと大きな星がつけられた長い棒を持っている子がいます。
ドイツ・エアツゲビルゲ地方ではクリスマス前のアドヴェント期間中に、『クレンデ』と呼ばれるこのような衣装を着た子どもたちが家々を訪ね賛美歌を歌って回ります。長い棒の先の大きな星は東方の三賢者(三博士)をベツレヘムに導いた星を表します。これらはかつて貧しいラテン学校の生徒たちが寄付を得るために行っていた習慣に由来し、現在も伝統行事として行われています。
また、この写真は実際にザイフェンにある教会です。
ミニチュアにある教会は実在する教会をもとに作られているんですヨ。
木工細工の盛んなザイフェンではこれらの聖歌隊や教会がしばしばそのモチーフとされます。