7月16日のご報告

フクダFです。
先日お伝えしたとおり昨日は代々木公園で行われた
「さようなら原発10万人集会」に参加してきましたので少しご報告を。

気温30度を越える中、公園内の道までも人、人、人。
小さな子供から老人まで、あらゆる世代の人がぞくぞくと詰めかけました。


個人の意思でこれだけの数の人が集まった集会を私は知りません。
主催者発表では17万人が集まったとか。
(警視庁では7万5000人と言っているそうですがどちらが正しいか私にはわかりません)

集会のステージでは呼びかけ人の
坂本龍一さん、内橋克人さん、大江健三郎さん、落合恵子さん、澤地久枝さん、
瀬戸内寂聴さん、鎌田慧さん
らのスピーチがありました。

中でも坂本龍一さんの
「たかが電気のために、なんで命を危険にさらさなければならないのか。」

という言葉は、
「原発はいらない」その理由を端的にあらわしたものだと思いました。


上空には取材と思われるヘリコプターが何機も大きな音をたてていました。
このヘリからうつしたであろう映像は、テレビや新聞でご覧になったかたも多いことでしょう。

そのほかにも海外のメディアのかたがたくさん取材に来られていたのが印象的でした。
我々日本人の行動を海外の方々が関心を持って見ているんだなと。
胸を張って「私たち日本人はこう考えています!」と言えるでしょうか。

そしてその集会と並行して3つのコースにわかれてのパレードが行われました。
各自手作りのアイテムを持って意思表示しながら3キロほどの道のりを
約2時間かけて歩きました。
ベビーカーを押して参加する若いお母さんの姿もちらほらみられました。

パレードやデモは道路をふさぐという行為なので、車を利用される方には
大変ご迷惑をおかけしました。

そうした中、途中たくさんの警察官の方々が安全に気を遣い
誘導を行ってくださいました。
いろいろな立場の方のご協力があっての意思表示だなと感謝。

そしてもう一つ気づいたのは、年配の方の参加が非常に多かったこと。
あんな暑い中、ご自身の健康を気遣わなければと思う年齢の方々が
がんばって参加している、といった感じでした。
「原発をやめることが次世代への責任だ」
そんな感じが伝わってきました。

「脱原発」を願っていても、声に出さなければそれは「原発推進」と同じこと。
これを肝に銘じて今後も微力ながら行動していきたいと思っています。

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