フクダFです。
少し前、家族でテレビのニュースを見ていた時のことです。
「原発やめてそのお金で太陽光発電にしたらいいのに。」
と、当時小学6年生だった娘が突然言いだしました。
無関心なのかと思っていたけどそれなりに考えてるんだと
ちょっと感心したりして。
でも、原発に反対するならそれだけではなく、
自然エネルギーだけで電力を安定供給することの難しさも
知っておかなければいけないだろうとそれについて説明しました。
そして、
『原発を止めても止めた状態を維持するのにお金がかかる』
こと
さらに、
『そこから出る「ゴミ」の処理方法が確立していない』
ことも。
そこで娘が一言。
「それって私らがなんとかせなあかんってこと?」
私は言葉に詰まりました。その通りなのですから。
次世代を担う子から言われたその一言はとても重いものでした。
私は原発はいりません。
子どもたちにこれ以上負の遺産を背負わせることはしたくありません。
先日読んだ本の中にこんな一文がありました。
「(大災害から)生き残った私たちも、細い遺伝子の糸を未来につなげる一里塚として、たかだか100年足らずを生かされているにすぎません。」
(宮脇 昭『「森の長城」が日本を救う』より)
人間は『ヒト』という生物として、もっと謙虚に生きなければと思います。
私は以前より「原発はいらない」と思ってきましたが、
ことさら声を上げることはしてきませんでした。
しかし
「脱原発」を願っていても、声に出さなければそれは
「原発推進」と同じことだ
と友人に言われました。
そのとおりだと思います。
その声をあげなければ自分がこの世を去る時
きっと後悔するだろうことにやっと気づきました。
遅ればせながらの行動ですが、できることをやろうと思います。
まずは来週7月16日(海の日)東京・代々木公園で行われる
に参加してこようと思います。
一人の小さな声をより大きな声にするために。
このブログを読んでくださっている方は
小さなお子さんをお持ちの方も多いはず。
私と同じようなことを感じていても、
小さな子供を伴って何かをするのはとても難しいことです。
このアクションでは
「さようなら原発1000万人 アクション」
として、インターネットでも署名を集めています。
これなら赤ちゃんがいても参加できますね。
ご賛同いただけるかたはぜひ。
私は日本を信じています。
「脱原発」
と決めれば、それに必要な技術はすぐ追いつくと。
いつになく長いブログになってしまいました。
最後までお読みいただきありがとうございました。
原発がなくなることを願って
福田 美砂